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「ふたりのカレンダー」@ルテアトル銀座 10/21

母に誘われて久々に良いお芝居を観にいってきました。
タイトルは「ふたりのカレンダー」。

黒柳徹子さんが毎年恒例で演じている海外コメディーシリーズ。
自分じゃ、なかなか取ろうと思わないタイプの芝居だったので
誘ってくれた母に感謝。

有名な脚本らしいのですが、徹子さんのために書かれたのかと思ってしまう
ほど、主人公の女性はパワフルではちゃめちゃで、でも愛に溢れていました。

二人芝居なので、ちょっと退屈しちゃうかな、なんて心配は舞台が始まって3分で
消えました。お相手役の団時朗さんが、それはそれはステキな俳優さんだったのです。
テレビでは知ってる方でしたが、非常に舞台映えする方で、60歳手前の
お医者さんの役を魅力的に演じてらっしゃいました。
翻訳ものにありがちなオーバーな演技は無く、いい意味で舞台の設定が海外で
あることを気にさせない演技でした。

他愛も無い会話の中で、徐々に彼女に惹かれていくロディオン。でも、彼には戦争で
亡くした奥さんがいる。徹子さんが演じているリージャという女性も、現在は独り身。
同じく戦争では一人息子を失っている。そんな二人が、確かにお互いに
惹かれあっているのに、決定的な言動は避けたまま別れの時を迎えてしまう。
哀しいのは、ロディオンが亡き奥さんのお墓に毎日欠かさずお花を供えていることを
リージャが知った場面。もう切なくて切なくて、後半は涙をこぼしっぱなしでした。

このお芝居、最後、結局ハッピーエンドではあるのですが、彼女が戻ってくる彼の家には
亡き奥さんの写真が飾ってあるのです。やっぱり哀しいストーリーです。

確か、後半にこんな台詞がありました。


「私たちには確かに愛されていた、という思い出があるじゃない。それだけで
いいじゃない。」

「本当にそう思っている?」

「・・・分からない。」

そう、二人にはそれぞれ、確かに幸せだった過去があるのです。
心の中には愛する人の思い出を抱えている。それでも人間は、いま目の前にいる人に
惹かれていく。生きている人は死んだ人を超えることが出来ない。でも死んでしまった
人は生きている人に勝てない。そういうことなんでしょうか。

結婚について、いろいろと考えさせてくれるお芝居でした。

以上、KYOでした。

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ふたりのカレンダー DO YOU TURN SOMERSAULTS?

観劇日: 2005/10/21(金) ル テアトル銀座にて
作: アレクセイ・アルブーゾフ
英語台本: アリアドーネ・ニコライエフ
訳: 丹野郁弓
演出: 高橋昌也
出演: 黒柳徹子 / 団時朗

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

おっ。見に行かれたのですね。
うちも、30日、大阪で見に行きます。
良い芝居と聞いて益々、楽しみになってきました☆

投稿: サキ緒とモカ子 | 2005.10.22 17:46

あら、サキ緒とモカ子さんも観にいくのですね!
ちょっとネタばれになってしまったかな。

終わったあと出口に向かう途中、私と同じ
ように目を真っ赤にしている方を見かけました。
ハンカチ必須ですよー。

投稿: KYO | 2005.10.22 18:41

初めまして。
私も昨晩「ふたりのカレンダー」観て参りました。
本当に良く出来たお芝居でしたよね~
出演者のお二人も魅力的でしたし、台詞も
随所に考えさせられるフレーズが多く、
感動しました!
TBさせて頂きます。宜しくお願い致します。

投稿: tshin3497 | 2005.10.23 09:33

TBありがとうございます!
なんだかお芝居の記事にTBもらうのって
珍しいので緊張しちゃいます。
嬉しかったのでTBバックさせて頂きました。

このお芝居、笑えるシーンも沢山ありましたね。
誰かを想うって素敵なことだなぁと思いました。

徹子さんの衣装も素敵でしたよね。
体もしなやかで、ああいう風に歳を取れたらいいなぁ。

投稿: KYO | 2005.10.23 18:02

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» 「ふたりのカレンダー」ご観劇 [極私的観劇考]
 パルコ・ルテアトル銀座 提携公演。ルテアトル銀座にて、ソワレ。3列目中央にて観劇。主演は黒柳徹子さん、相手役は団時朗さん。二人芝居です。衝動買いしてしまったチケット。行く前は「ど〜しよう・・・」なんて思っていましたが、物語のラストでは涙が出てきました...... [続きを読む]

受信: 2005.10.23 09:34

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